院長のひとりごと

ヘルニアの高校生

昨日はちょっとおせっかいである高校生にアドバイスをしました。

その高校生は施術ではなく相方のトレーナーが話をするために連れてきたのです。

その子は高校三年生で4月からは大学でバスケを続ける予定です。

高校最後の大会はヘルニアと怪我の為、満足にバスケができませんでした。

本当にとても悔しい思いをしたと思います。

今後についてはチームドクター?の先生に手術をしてもらう方向のようです。

でもでもです。

本当に手術しなければならない程の状態なのか?とも思ってしまうのです。

みる限り立ったり座ったりできますし、痛みを忘れている時もあるとのこと。

翌日からはバイトが入っていると言っていましたし。。

まあ長時間立ったり座ったりすると痛みや痺れがでたり、部活をやっている時は

足に力が入らなかったりしたみたいですが。。

 

なので昨日は自分の経験上の話をさせてもらいました。

自分が手術を決めた時の状況ととてもよく似ていたからです。

自分がヘルニアの手術を決めたのは入社前の大学4年生。

最後の大学選手権の時に腰痛が再発し試合をベッドの上で観戦することに。。

その後は痛みも治まり私生活も運動も出来るようになっていました。

しかし再発したらどうしよう。。と、いう不安はつきまといます。

卒業後もトップチームでプレーをすることが決まっていましたし。。

じゃあヘルニアが原因で痛みがでるならその原因を取り除けばいいだろう。

社会人になってからは仕事も練習もあって休めないし。。等々

今思えばとても安易な考えで手術を決めました。

結果は手術失敗。というかその先生のミスで退院予定日に再手術をすることに。

入社時点でまともに立つことも座ることも辛い状態。。

詳細は書きませんが競技に復帰するまでに2年以上かかりました。

その時はもちろん現在も腰痛には悩まされています。

不景気の今なら間違いなくクビだったと思います。

あ、話が横道にそれました(^_^;)

話は戻って高校生もこれから入寮や早めにチームに合流して練習 等々

気持ちの上で焦りや不安があると思います。

ま、一番はベストな状態でバスケがしたいに尽きるのですが。

なので今回自分が話したことは手術は最終手段だよということ。

自分も含めて周りには腰の手術をした選手がたくさんいます。

もちろん良くなったという人もいれば痛みや痺れがとれなかったという人、

どうもスッキリしないという人、しばらくして再発した人もいます。

要は手術に絶対はないのでリスクも承知し納得して手術をするかどうかです。

その子の場合やれるコトはまだあると思いますし一人の先生にしか診てもら

ってないのでセカンドオピニオン「第二の意見」を聞いてから決断した方が

いいのでは?と思いおせっかいでアドバイスしたのです。

その時はセカンドオピニオン的に別の先生に診てもらうという話になっていた

のですが夜、連絡がありやっぱり今診てもらっている先生にちゃんと相談する

ので別の先生の手配は断って下さいと連絡がありました。

感覚としてはたぶん手術する方向で気持ちはほぼ固まっているのだと思います。

ま、高校生なので自分のアドバイスは混乱を招いただけかも知れません。。

本当におせっかいでした。。

でも本人が悩んだ末に決断したコトだと思うので「ヨシ」だと思います。

後は手術をするしないに関わらずその後のリハビリやトレーニングが一番大事な

のでそこでいいトレーナーさん等にみてもらえるかどうかですね。

とにかく大学の四年間悔いのないように頑張ってもらいたいものです。

あ、気がついたら長い文章になってしまいました。。(^^ゞ

では今日も明るく楽しく元気よく過ごしましょう。

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