院長のひとりごと

反面教師

おはようございます。

ラグビーの現役時代のお話を少々

大学4年時、関西大学ラグビーリーグ戦を準優勝で終えました。

続く全国大学ラグビーフットボール選手権大会初戦は早稲田大学。

打倒早稲田に向けて気合充分で練習をしていました。

しかし試合の一週間前に腰を痛めて身動きがとれなくなりました。

それはもう寝返りを打てないくらいの激痛(>_<)

それでも監督は復帰を信じて食料合宿に呼んでもらってました。

試合に出場するメンバーしか参加できない試合前の合宿です。

激痛に苦しんでいると監督から鍼を打ちに行くように言われました。

監督曰く、鍼で有名な名医に電話をしたとのこと。

症状を話すとそれなら8割以上の確率で治りますよと。

自分は痛みで脂汗をかきながらその鍼灸院へ向かいました。

到着すると上半身裸でベットに寝るのですがこの体勢が辛い。。

それでも治りたい一心で我慢していました。

しかし鍼を打てば打つほど痛みは増し、脂汗もダラダラ。

そして先生が言った言葉に衝撃を受けました。

「君は(治らない)2割の中に入っちゃったね」

すがる思いで先生のところまで来てこの言葉。。(゚Д゚;)

この言葉は今でも忘れることはできません。

結局、大学最後の試合は病院のベッドの上で観ることになりました。

それから数十年。。

当時は自分が接骨院の先生になるなんて思ってもいませんでした。

そしてたまに「治りますか?」と電話で問い合わせがあります。

その時は、

「実際に症状を診ていないので何とも言えません」

「とりあえず一度接骨院に来て下さい」

と、言うようにしています。

自信はあっても100%はないですからね。

診てもいないのに「治ります」なんて無責任な事は言えません。

でも反面教師としてはいい経験になったと思います。

では今日も明るく楽しく元気よく過ごしましょう。

柏 のせ接骨院 院長でした。


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令和6年6月12日(水)午後

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